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STAYWITH JOURNAL · 旅の準備

犬・猫の海外旅行から帰国する準備|40日前の届出・検査予約・書類

日本から指定地域以外へ犬・猫と短期渡航するときは、出国前に帰国側の手続きも確認します。動物検疫所の公式案内から、届出の基準日、検査予約、窓口と書類の渡し方を整理します。接種や検査の医学的な適否は、獣医師と動物検疫所へ相談する範囲です。

執筆・構成:STAYWITH編集部公開:公式情報確認・更新:実泊レビューではありません

まず押さえたいこと

  • 帰国の事前届出は、原則として犬・猫が日本へ到着する日の40日前までです。日本を出発する日や航空券の予約日から数えません。短い海外旅行でも、帰国側の届出が出国前になる場合があります。
  • 日本を出国する検査、相手国へ入る条件、日本へ戻る条件、航空会社の受託は別々に確認します。国内宿のワクチン証明書や航空券の予約を、検疫手続きの完了と同じにしません。
  • 届出の登録通知、届出受理書、到着時の輸入検査は別の段階です。検査日時の希望、正しい窓口、読める添付形式をそろえ、日程変更も動物検疫所へ届け出ます。

出国・渡航先・帰国・搭載の4つを並べる

ここでは日本から犬・猫を伴い、動物検疫所のいう「指定地域以外」へ短期渡航して日本へ戻る場合を扱います。国や地域の区分、経由地、動物の履歴で手続きが変わるため、渡航先の名前だけで適用を決めず動物検疫所へ確認します。指定地域からの入国や日本へ初めて輸入する場合へ、この記事の短期再入国の説明をそのまま移しません。

動物検疫所の短期滞在案内は、日本を出国する条件と相手国に入る条件の両方を確認するよう案内しています。相手国の条件は相手国大使館や動物検疫機関で確認します。さらに帰国側の届出と、航空会社の犬・猫の搭載条件をそれぞれ照合します。日本側の検疫書類がそろうことだけで、渡航先への入国や航空便の受託が決まるわけではありません。

問い合わせと予約を4欄に分けるための整理
確認する対象確認先・段階同じとみなさないもの
日本の出国検査輸出検査を受ける動物検疫所航空会社のチェックイン
渡航先への入国相手国の大使館・動物検疫機関日本の輸出検疫証明書だけでの許可
日本への帰国到着空港・港を管轄する動物検疫所帰国便を購入しただけの状態
往路・復路の輸送実際に運航・受託する航空会社等国内線の規定や別の動物の許可

40日前は、日本への到着日から逆算する

指定地域以外からの入国案内は、日本到着日の40日前までに、到着予定の空海港を管轄する動物検疫所へ事前届出を求めています。期限を過ぎた届出は原則として受理されません。「出発直前に空港で手続きすればよい」と考えず、帰国予定日を決めた段階で確認します。

日付だけの仮例として、2027年1月10日に日本へ到着する予定なら、その40日前は2026年12月1日です。これは届出に使う暦の逆算で、12月1日から準備を始めれば間に合うという最短準備日ではありません。個体識別、必要な処置と証明、相手国の条件には別の準備があるため、実際の必要期間を早く相談します。

公式案内は、届出提出期限について、NACCSでは輸入事前届出登録通知の受信日、書面では届出書の初回受信日としています。入力を始めた時刻や自分が送信ボタンを押したつもりの時点だけで完了とせず、通知と受付状況を確認して保存します。

問い合わせの返信と、輸出検査の予約を区別する

短期滞在案内は、日本から輸出する日の14日前までに輸出検査を受ける動物検疫所へ申請する手順を示しています。相手国の条件によっては、それより早い連絡が必要になるという注記もあります。この14日は日本からの輸出日、帰国の40日は日本への到着日が基準です。どちらも航空会社の当日のチェックイン締切とは別です。

問い合わせ窓口の現行案内は、輸出検査の予約を輸出検査申請時に受け付け、備考欄へ検査希望日時を第3希望まで入力する方法を示しています。一般的な相談への返信をもらったことだけで検査枠が予約済みとはしません。検査を受ける日・場所・確定の連絡を確認して、航空会社の集合時刻と合わせます。

窓口ページは、空港未定なら可能性のある1か所へ連絡すること、返信に1週間程度かかることも案内しています。同じ内容を各空港へ一斉送信する予定にせず、候補と旅程を整理して相談します。返信までの目安は確約ではないので、期限当日の相談を前提にしないようにします。

窓口・動物の種類・添付形式をそろえる

成田・羽田・関西の窓口表は、輸入届出書の受付や輸出検査申請と、届出受理書を受け取った後の手続き等を分けています。成田は第1ターミナル、第2・第3ターミナル、貨物利用も区別されています。自分の便と輸送方法に合う欄を、最新の公式窓口表で確認してください。

犬と猫にはそれぞれの輸入届出様式があります。犬の輸入可能な空海港は限定され、猫が一覧以外へ到着する場合は事前に問い合わせる案内です。犬に示された港の一覧を、猫の一律の禁止範囲へ流用しません。犬猫が同じ届出制度の説明に出てくることを、同じケージで運べるという航空会社の許可にも読み替えないようにします。

問い合わせ時のファイルはJPEG・PDF・ZIPで送り、HEICやクラウドストレージ経由のファイルは受信・閲覧できないという案内です。添付合計は14MBを超えないようにし、超える場合は分割します。仮に8MBと7MBのファイルを同じメールへ添付すると合計15MBになるため、14MBの範囲に収まりません。送る対象書類を確認し、分ける場合は件名や本文で同じ相談の続きと分かるよう整理します。

書類の受渡しで先に照合する項目
項目公式案内から確認すること保存する記録
受付先空港・成田のターミナル・旅具/貨物・手続段階利用便と照合した窓口
犬・猫の届出対象動物の様式、到着港個体ごとの記載内容
メール添付JPEG/PDF/ZIP、HEIC・クラウド経由不可送付したファイル名と連番
容量添付合計14MBを超えない。超過は分割各便の合計。通信側の制限も別に確認

届出受理と、到着後に外へ出られる時刻は別

輸入届出の内容に問題がなければ、動物検疫所から届出受理書が交付されます。輸出国や航空会社の手続きで提示を求められる場合があるため、印刷または電子ファイルを大切に保管します。書類に不明点があれば交付できない、または遅れる場合もあるという案内です。登録通知と届出受理書、到着後の輸入許可を同じものとして数えません。

短期滞在案内にある係留期間12時間以内は、必要な証明を確認でき、輸入検査で問題がない場合の説明です。空港到着から12時間後の列車に必ず乗れる、到着後すぐ犬・猫と宿へ移動できるという約束ではありません。不備等により最長180日間の係留検査や輸入できない場合もあるため、到着後の予定と予約変更条件は余裕をもって確認します。

国内の宿が受け付けるワクチン証明書や接種猶予の書類を、出入国の条件を満たす証明として自動的に使えるとは考えません。処置・接種・検査の医学的判断は獣医師へ、手続き上有効な内容と証明は動物検疫所へ相談してください。この記事では個別の犬・猫が接種できるか、搭乗に適した状態かを判定しません。

帰国便を早める前に、届出の変更も確認する

届出内容を変えるときは変更届出を行います。ただし公式案内は、到着日の前倒し、輸入頭数の追加や個体の変更、到着予定日を過ぎてからの変更を原則として認めていません。航空券を変更できることと、犬・猫の検疫側でも変更できることは別です。

前の仮例の1月10日帰国を1月3日へ早めると、その40日前は11月24日になります。12月1日に登録したから前倒しにもそのまま使える、とは判断しません。変更する前に動物検疫所へ相談し、航空会社・宿泊先の変更や取消と併せて確認します。係留施設の状況により時期や場所の変更を求める場合もあるため、今回の受付内容を基準にします。

  1. STEP 01旅程を4つに分ける出国・相手国・帰国・輸送の担当と条件を確認
  2. STEP 02基準日を逆算日本到着40日前と日本からの輸出14日前の申請を別に管理
  3. STEP 03通知と確定を保存登録通知、届出受理、検査日時、対象書類を照合
  4. STEP 04変更前に相談到着前倒し・頭数追加を航空券だけで決めない
渡航前に、帰国までの窓口と受付をそろえる · STAYWITH編集部作図
  • 指定地域以外への短期渡航という対象と個体の履歴を相談した
  • 日本到着日から40日前を逆算し、通知・受付状況を確認した
  • 輸出検査の希望日時と実際の確定連絡を区別した
  • 空港・ターミナル・輸送方法・犬猫の様式を照合した
  • 添付形式と容量を確認し、送る対象を明確にした
  • 届出受理を輸入許可や到着後の移動時刻と同一視していない
  • 医学的判断と、書類・受付の確認を分けて相談した

よくある質問

40日前は日本を出発する日から数えますか?
日本に犬・猫が到着する日から逆算します。短期渡航でも帰国側の届出が出国前になる場合があります。期限だけで処置や証明の準備期間が決まるわけではありません。
届出受理書があれば到着後すぐ移動できますか?
受理と輸入検査・許可は別です。12時間以内という説明も必要な条件を満たし、検査に問題がない場合の係留期間で、空港から移動できる時刻の保証ではありません。
書類をスマホのHEIC写真やクラウドリンクで送れますか?
参照した窓口案内はJPEG・PDF・ZIPを指定し、HEICとクラウドストレージ経由は受信・閲覧できないとしています。添付合計14MBを超えるときは分割します。
帰国便を早めたら、航空券だけ変更すればよいですか?
変更届出も必要です。到着日の前倒し等は原則として認めない案内があるため、航空券を変更する前に動物検疫所へ相談します。

旅程と合わせて、宿泊条件を確認する

候補が見つかったら、予約する客室・プランの受入条件を公式案内で確認し、分からない点は宿へ問い合わせてください。同伴する動物の種類・頭数に合う客室から候補を探せます。

犬の条件から宿を探す →猫と泊まれる宿を探す →

確認した公式資料・編集について

  1. 動物検疫所|犬・猫の旅行・短期滞在編(2026年8月4日更新) ↗確認日:
  2. 動物検疫所|指定地域以外からの入国・40日前届出と変更、輸入検査 ↗確認日:
  3. 動物検疫所|犬猫の輸出入問合せ・申請予約と添付形式 ↗確認日:

公式公開情報をもとに編集部が作成した比較・準備ガイドです。実泊の体験談や施設による原稿承認を示すものではありません。確認日は当日の営業・料金・空室を保証しません。健康・医療の判断は獣医師に、宿泊条件は予約先に確認してください。

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